先日、沖縄旅行にツアーで行ってきました。
ツアーのコースに入っていた、座喜味城跡。
美ら海水族館や万座毛などと比べると、あまり有名ではなくてそれほど期待していなかったのですが、行ってみたら思っていた、日本の城跡とは全く違っていて驚きました。
宮崎駿監督の作品 の「天空の城・ラピュタ」 や外国お城を思い出させるような場所で、想像以上に、とても素敵な場所だったので、ご紹介致します。
座喜味城跡|基本情報
座喜味城跡は、沖縄県の読谷村(よみたんそん)にあります。
那覇空港から 車(一般道)で約 1時間10分ほどでいけます。
1420年代に琉球王国統一後の国の安定に尽力した、名将護佐丸(ござまる)によって築かれたと言われています。
国王に対抗する勢力を監視する目的で作られたため、軍事的に様々な工夫がされています。
護佐丸は築城の名人と言われいたそうで、規模は大きくはないですが美しく精巧な作りで見どころがたくさんあります。
また、座喜味城跡は2000年に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として世界遺産に登録され、さらに2017年には「続日本100名城」にも選ばれています。
グスクとは城のことだそうです。
所在地:沖縄県中頭郡読谷村字座喜味708-6番地
電話番号:098-958-3141(読谷村役場 文化振興課)
入場料:無料 自由に見学出来ます
座喜味城跡
座喜味城跡公園
座喜味城跡一帯は座喜味城跡公園となっています。琉球松が両脇に植えられた歩道を歩いていきます。
木漏れ日も差し込みとても気持ちがいいです。
日本最古のアーチ門
一番の見所は、沖縄最古のアーチ門です。
沖縄以外の地域では、このようなグスク(城)は見られないので、沖縄最古=日本最古になります。
また、城壁や城門の石積みの精巧さや美しさは沖縄の城の中でも随一とされています。
美しい曲線
座喜味城の城壁は波打つようにせり出て曲線になっています。
これは、軍事面を考え身を乗り出さなくても下の様子が見えて、攻めてきた敵を倒しやすくなる工夫がされています。
また、曲線状の通路は、先が行き止まりになってり、敵を追い詰めて上から攻撃できるように考えられています。
城壁の上からの眺めが素晴らしい
なんとこちらは、城壁の上に登ることができるんです。(階段があります)
登ってみると、城壁の厚さがよく分かります。大人が5、6人並んで立てるほどの幅がありました。
城壁の上に登れるのは珍しく、ここと中城城(なかぐすくじょう)だけです。
座喜味城は、標高125メートル程の高さに位置し、晴れた日には遠く首里城のある那覇のまちや残波岬などが見渡せます。
訪れた日も、天気が良くとても綺麗で気持ちのいい景色が広がっていました。
世界遺産座喜味城跡 ユンタンザミュージアム
座喜味城跡には、世界遺産・座喜味城跡や読谷で育まれた自然・文化遺産が展示されているミュージアムがあります。
2F展示室は、考古・民俗・自然・沖縄戦についての展示があり、ガマや亀甲墓等のジオラマを通して詳しく学ぶことができます。お時間がある方には、こちらも大変おすすめです。
所在地:沖縄県中頭郡読谷村字座喜味708番地6(座喜味城跡に隣接)
TEL: 098-958-3141
開館時間:午前9時~午後6時(入館は午後5時30分まで)
休館日:水曜日、年末年始 (12月28日~翌年の1月4日)、展示替え及び燻蒸などの臨時休館日
祝祭日が水曜日に重なったときには翌日が休館
駐車場:有り(無料)
利用料金:幼児無料、小中学生300円、高校生以上500円、65歳以上400円
座喜味城跡まとめ
異国に来ているような、素敵な場所です。
塀の上からの景色もとても綺麗でした。
私の一押しは、アーチの下です。
とても映える写真が撮れますよ~!
沖縄で、外せないスポットなので、まだ行かれていない方、沖縄旅行の予定を立てられている方おすすめです。
swellを使っています。
初心者にも使いやすいです♪
ブログが楽しくなりました。